デジタルで創ろう!キッズワークショップとシンポジウムに参加してきて思ったこと
先日、豊橋市の110周年事業であった
「デジタルで創ろう!キッズワークショップシンポジウム」
に子どもと参加してきました。
日本でのscratchの祖ともいうべき阿部先生の講演が聴けると言うことであまり深く考えずに応募してしまって←
幼児教育でのITCに特化したシンポジウムで、場違いだったか?と思ったのですが、結局は大変興味深く参加することが出来ました。
迷って参加表明が遅かったので、翌日のボランティアに参加できなかったことがちょっと残念でした。
参加したワークショップで実際の幼稚園の経営されている側の職員の方、幼稚園でのプログラミングへの取り組みをいろいろやってみている職員の方、プログラミング教室に積極的に参加されているお子さんのお母さんと話す機会があったのですが、どうやらどの方面からも「幼児にプログラミング教育やITCは早すぎる」という声がネックになっているというような話を聞きました。
実際子どもとプログラミングの話をすると、「オタクになる」「デバイスに夢中になって勉強がおろそかになる」など、かなりの偏見と出会います。
実際私の母親にも、そんなものそんな小さい頃から渡すなんて、インターネットやコンピュータしかやらない子どもになったらどうするの。
という言葉が返ってきます。
身内でそうなのですから、他人ならいわずもがなです。
私もこのブログ開始の頃に書いたように、デバイス渡すのなんて少なくとも中学生にならないと無理だと思っておりました。
こういった業界に身を置いている自分でさえそうおもっていたのに、多くのおとなの理解を得ようというのは大変な作業だなぁと思います。
文部科学省の学習指導要綱にプログラミング教育が盛り込まれることがほぼ決定しているのに、子どもの親へのICTを受け入れるための努力はものすごく遅れています。
コンピューター=オタク
といわれますが
数学者=オタク
音楽家=オタク
絵描き=オタク
文筆家=オタク
です。
オタク何が悪い!
(とりみだしました)
とにもかくにも子どもがタブレットやパソコンを触っていることが
本を読むことだったり、絵や字を書くことと同じであり
鉛筆、消しゴム、PC(タブレット)、ノート
といった道具の一つにすぎないようになるまで
理解が進む努力をしなければと思いました。
さて次回はピッケ!をご紹介いたします。