幼児とICT
幼児にスマートフォンを渡してしまうことは良いことか悪いことか。
私は、大人が制御できない形で渡すことはちょっとどうかなと思っています。
思ってますが!
実際は思い通りには行かず。
大人が楽しそうに触っている物を、「触るな!」といったところで触りますよね。
触るなって言う方が無理です(笑)
うちの子どもたちが幼児だったとき、勝手に持って行ったタブレットで何をしていたかというと、youtubeで動画を見ていました。
おすすめの動画をたどって次々に見ていき、気がつけば「おさるのジョージ」をスペイン語で見てました。
言葉わかるはずがありませんので、ただアニメーションが面白かっただけだと思います。
幼児は日本語もおぼつかない分、絵や動画で情報を仕入れているようです。
言葉わからなくても、きれいなもの、かわいいもの、みただけでおもしろいもの、
よーーーくわかっています。
おとなの規定概念のようなものない割にわりとよくわかってます。
なので、目くじら立てて怒って取り上げることもないかもしれません。
ただし、大人の目全くなしという状態での放置はよくありません。
この一点だけ注意していたらいいかなと思います。
先日、のワークショップで「ピッケ」というiOSアプリを触ってきました。
実は、子ども向け有料アプリは避けてました。
なんとなく避けていた部分もありますが、子どもにデバイスを渡すというのはものすごく慎重に考えていたので、デバイス上で作動するアプリに関しても、興味を持たないようになっていました。
今回、自分で動かせる機会をいただいてびっくりしました。
子ども向けアプリという響きだけで、いろいろ避けててもったいなかったなと。
きれいだし、面白いし、目的がはっきりしている。
ただ漠然とおもちゃをアプリにしましたというアプリが多い中、きちんとした目的がある感じがしました。
Scratch.Jrでもそうですが、子ども自身がやりたいことがないとできあがらない。
できあがる必要もないんだけど、その過程はやるとやらないでは全然違う。
いろいろ考えては捨てて、また拾ってきてってこの作業は小さい頃に体験しておいて損はないと思います。
まず、自分で遊んでみてはどうでしょうか。結構はまりますよ。
(子どもと一緒におもちゃで遊んでいるつもりが自分が熱中している大人より)